【フランス語】フランス語読解(上級)マルセル・プルーストの批評文を読む
講座概要
講座コード | 242R054002 |
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開講期 | 秋学期 |
レベル | 上級 |
定員 | 30 |
曜日 | 木曜日 |
開講期間 | 2024/10/10(木)~2025/01/16(木) |
時間 | 19:30~21:00 |
受付期間 | 2024/08/01(木)~2024/09/11(水) |
受講料 | 30,000円 (塾生・教職員:25,000円) |
受講形式 | リアルタイム配信 |
キャンパス | オンライン講座 |
担当者 | 大嶌 健太郎 |
講座の内容
20世紀フランスを代表する小説家マルセル・プルーストの批評的文章を、すでに身につけた初中級文法の知識を駆使して、正確に読み解くことを目的とした講座です。プルーストの作品、とくに『失われた時を求めて』を読んだことのない受講生も取り組めるよう、テクストには、ストーリーから独立した内容の批評的文章(ジャンルは文学論から美術論、音楽論、そして恋愛心理や政治・社会についての考察など)を選定いたしました。
講座の進め方・到達目標
フランス語学習歴が3年程度以上ある受講生に向けた講座ですので、十分な予習をしてきていることを前提に、音読と訳読をしていただき、それについて講師がコメントをし、解説をするという形式で授業をすすめます。そうすることで、受講生は、各自の弱点を洗い出し、その克服につとめることができるでしょう。
授業の第一の目標は、初級文法の知識をどんなに難解な文章に対してでも効果的に応用して、文意と文構造を正確に読み解くことです。よって、プルーストの文学論にまで話を展開させる時間的余裕は少なくなるかもしれませんが、文章を充分に味読するべく、適宜文学史的背景やプルーストについての専門的情報についても触れていきます。
扱うテクストは、PDFで配付しますので、テキスト購入の必要はありません。
なお、マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』は、2023年度秋学期でも扱った作品ではありますが、読む部分と内容はまったく異なりますので、一度受講いただいた方も歓迎いたします。
*受講生の人数によって、上記の運営方法は若干変更される可能性があります。
対象レベル
詳細は「レベル目安」ページを参照ください。
重視している項目(☑印)
□会話 □作文 □読解 □聴解 ☑文法 □発音 □プレゼンテーション
授業言語
当該言語と日本語
講座スケジュール
回 | 実施日 | 内容 | 講師 |
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第1回 | 2024/10/10(木) | プルーストの読書論 | 大嶌 健太郎 |
第2回 | 2024/10/17(木) | プルーストの文学論① | 大嶌 健太郎 |
第3回 | 2024/10/24(木) | プルーストの文学論② | 大嶌 健太郎 |
第4回 | 2024/10/31(木) | プルーストの文学論③ | 大嶌 健太郎 |
第5回 | 2024/11/07(木) | プルーストの音楽論① | 大嶌 健太郎 |
第6回 | 2024/11/14(木) | プルーストの音楽論② | 大嶌 健太郎 |
第7回 | 2024/11/28(木) | プルーストの美術論① | 大嶌 健太郎 |
第8回 | 2024/12/05(木) | プルーストの美術論② | 大嶌 健太郎 |
第9回 | 2024/12/12(木) | プルーストの恋愛論① | 大嶌 健太郎 |
第10回 | 2024/12/19(木) | プルーストの恋愛論② | 大嶌 健太郎 |
第11回 | 2025/01/09(木) | プルーストの戦争論 | 大嶌 健太郎 |
第12回 | 2025/01/16(木) | プルーストの人間論 | 大嶌 健太郎 |
使用テキスト(著者名/書名/出版社名)
プリントのみ配付
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備考
注意
やむをえない理由により、予告なしに担当講師が代講または変更となることがあります。
講座内容の進め方等については受講生のレベルや習熟度などに合わせ予告なく変更することがあります。
テキストは稀に変更になることもあるため、講座の開講確定後にご案内するテキスト販売一覧をご確認ください。
担当者紹介
- 大嶌 健太郎
- オオシマ ケンタロウ
- 【講師からのコメント】
辞書は必ずご用意ください。予習に必要ですし、授業中にもたびたび参照します。また、授業中は質問を積極的に行ってください。他の受講生にも有益なことが多いですから遠慮なくお願いします。