慶應外語

慶應義塾大学外国語教育研究センター公開講座

【インドネシア語】使えるインドネシア語(中級)物語を読みながら文法学習

受付終了

講座概要

講座コード 241R103001
開講期 春学期
レベル 中級
定員 15
曜日 木曜日
開講期間 2024/04/18(木)2024/07/11(木)
時間 19:30~21:00
受付期間 2024/02/14(水)2024/03/18(月)
受講料 30,000円 (塾生・教職員:25,000円)
受講形式 リアルタイム配信
キャンパス オンライン講座
担当者 入船 ゆかり

講座の内容

小説や短めの新聞記事の抜粋などを読みながら、meN-kan, meN-i, memper-/memper-i, ter- 接辞などを付随させることで起こる語の意味変化や文構成の見抜き方を学習していきます。
あわせて長文読解に必要な知識、とくに接続詞の知識を身につけていきます。
能動態⇔受動態の規則性や “yang” を用いた節の構造を理解し、長い1文でも誤訳なく物語を読み進めることができるよう繰り返し演習にも取り組みます。


講座の進め方・到達目標

《講座の進め方》
インドネシア語で書かれた小説や新聞記事などを読みながら、文中に出てくる語彙(接辞による意味変化を含む)や態、節、接続詞など、文法的観点から文構造を見抜く練習を繰り返していきます。
読解は文法学習の素材として行いますので、進度はゆっくりめで読み進めます。
いずれはご自身のみでも誤訳なく読んでいけるよう、長文読解の大事なポイントを学んでいきます。
基礎的な学習に不安がある方でも大丈夫。
インドネシア語学習にブランクがある方でも大丈夫。
物語を読みながら、文章の分解が容易になるコツを習得しましょう。

《到達目標》
他動詞はその語幹により意味変化が異なることを理解し、一文がやや長めの文章でも誤訳なく読み進められるようになる。
節を含む文章を自在に作文できるようになる。
文脈に沿った接続詞を使い分けられるようになる。
meN-kan, meN-i, ter-, yang節、名詞化させる接辞などの役割(とその違い)を理解できるようになる。

対象レベル

詳細は「レベル目安」ページを参照ください。

重視している項目(☑印)

□会話 ☑作文 ☑読解 □聴解 ☑文法 □発音 □プレゼンテーション 

授業言語

日本語のみ

講座スケジュール

実施日 内容 講師
第1回 2024/04/18(木) 練習問題を用い既習の知識を確認
ber-動詞、meN-動詞の定着をチェック
受動態の基本を学習し、作文練習
入船 ゆかり
第2回 2024/04/25(木) 小説、新聞記事の抜粋を読みながら、文法の学習
-受動態に注目-
入船 ゆかり
第3回 2024/05/09(木) 小説、新聞記事の抜粋を読みながら、文法の学習
-meN-kan接辞に注目-
入船 ゆかり
第4回 2024/05/16(木) 小説、新聞記事の抜粋を読みながら、文法の学習
-meN-kan接辞に注目-
入船 ゆかり
第5回 2024/05/23(木) 小説、新聞記事の抜粋を読みながら、文法の学習
-meN-i接辞に注目-
入船 ゆかり
第6回 2024/05/30(木) 小説、新聞記事の抜粋を読みながら、文法の学習
-接続詞に注目-
入船 ゆかり
第7回 2024/06/06(木) 小説、新聞記事の抜粋を読みながら、文法の学習
-yang節に注目-
入船 ゆかり
第8回 2024/06/13(木) 小説、新聞記事の抜粋を読みながら、文法の学習
-ter-接辞に注目-
入船 ゆかり
第9回 2024/06/20(木) 小説、新聞記事の抜粋を読みながら、文法の学習
-名詞化させる役割の接辞に注目-
入船 ゆかり
第10回 2024/06/27(木) 小説、新聞記事の抜粋を読みながら、文法の学習
-memper-, memper-i, memper-kan接辞に注目-
入船 ゆかり
第11回 2024/07/04(木) 作文に挑戦
-いろいろな接辞、接続詞を用いて-
入船 ゆかり
第12回 2024/07/11(木) 演習のフィードバック 入船 ゆかり

使用テキスト(著者名/書名/出版社名)

プリントのみ配付

備考

《指定辞書》
佐々木重次編 『最新インドネシア語小辞典 第1.5版』 Grup sanggar
購入はこちらから http://sanggar.in.coocan.jp/order/order.htm  ネット販売のみ

注意
やむをえない理由により、予告なしに担当講師が代講または変更となることがあります。
講座内容の進め方等については受講生のレベルや習熟度などに合わせ予告なく変更することがあります。
テキストは稀に変更になることもあるため、講座の開講確定後にご案内するテキスト販売一覧をご確認ください。

担当者紹介

入船 ゆかり
イリフネ ユカリ
【講師からのコメント】
接辞や受動の仕組みと規則性が理解できると、独学でもインドネシア語で書かれた文章を読み進めることがスムーズになります。
なぜその接辞が用いられているのか、なぜ能動でなく受動で書かれているのか、などに注目しながら物語を読み進めていくと、自然と文法理解も定着していきます。
随時復習と演習も繰り返していきます。
過去のインドネシア語学習からブランクがある、以前中級レベルの学習は済んでいる、というかたにも是非参加していただきたい講座です。
長文読解に取り組みつつ文法の要点を新規学習・復習し、ステップアップを目指しましょう。