慶應外語

慶應義塾大学外国語教育研究センター公開講座

【ロシア語】ロシア語文法ステップアップ楽しいテキストで文法の基礎から詳細まで学ぶ

受付終了

講座概要

講座コード 241R083001
開講期 春学期
レベル 中級
定員 20
曜日 金曜日
開講期間 2024/04/19(金)2024/07/12(金)
時間 19:30~21:00
受付期間 2024/02/14(水)2024/03/18(月)
受講料 30,000円 (塾生・教職員:25,000円)
受講形式 リアルタイム配信
キャンパス オンライン講座
担当者 安達 紀子

講座の内容

前半は落ちのある楽しいテキストを用いて、文法を学びます。文法の基礎を復習した後、よく出会うけれど不規則なもの、間違いやすいものなども含め、さらに詳しく文法を学びます。言い換え練習、練習問題も取り上げます。
後半はチェーホフの戯曲『三人姉妹』の名場面をじっくり読んで、詳しく文法の説明をしたうえで、ロシアの芝居の映像をご覧いただきます。本講座は音読を重視し、音読によって語尾変化等を覚えていただくと共に、イメージが沸くように文法の説明をします。


講座の進め方・到達目標

テキストに関しては、語句、文法の説明を丁寧にしたうえで、訳します。ときどき、みなさんにも訳していただきます。その後、文法だけを取り上げ、さらに説明したり、言い換え練習や練習問題によって学んだことを定着させるようにします。移動(運動)の動詞、不完了体動詞と完了体動詞はとくに難しいので、多くの例を挙げて、みなさんにネイティブスピーカーが抱くイメージを理解していただくことを目指します。読解の際、大いに必要となる副動詞、能動形動詞、受動(被動)形動詞、関係代名詞にも力を入れます。
『三人姉妹』に関しては、比較的平易な箇所を選び、ゆっくり学んでいきますので、「難しいのではないか」という先入観は持たないでください。人間の感情が動いているセリフのほうが、みなさんの頭や心に入りやすいに違いないと考えています。芝居の映像も時間が許せば、複数の劇団のものをお見せしたいと考えていますので、ヒヤリングの勉強にもなります。

対象レベル

詳細は「レベル目安」ページを参照ください。

重視している項目(☑印)

☑会話 □作文 □読解 ☑聴解 ☑文法 □発音 □プレゼンテーション 

授業言語

当該言語と日本語

講座スケジュール

実施日 内容 講師
第1回 2024/04/19(金) 「見た目と中味とどっちが大事?」名詞と形容詞の格変化 安達 紀子
第2回 2024/04/26(金) 「二週間で顔が変わりました」名詞と形容詞の変化 安達 紀子
第3回 2024/05/10(金) 「山にささやかに咲くエーデルワイスは鮮やかな薔薇よりも素敵」動詞の現在形、過去形 安達 紀子
第4回 2024/05/17(金) 「アメリカが発見された年はいつでしたか?」不完了体動詞と完了体動詞 安達 紀子
第5回 2024/05/24(金) 「親友って何ですか? なぜ親友が必要なのですか?」関係代名詞 安達 紀子
第6回 2024/05/31(金) 「民族性って存在するのですか?」能動形動詞と受動形動詞 安達 紀子
第7回 2024/06/07(金) 『三人姉妹』「父が亡くなって1年経ちました」(オリガのセリフ 移動の動詞 安達 紀子
第8回 2024/06/14(金) 『三人姉妹』「あたし、働きたい!」(イリーナの希望のセリフ)ся動詞 安達 紀子
第9回 2024/06/21(金) 『三人姉妹』「すべてがどこに消えてしまったの? あたしなにもかも忘れてしまった」特定の先行詞を用いる関係代名詞 安達 紀子
第10回 2024/06/28(金) 『三人姉妹』イリーナとトゥーゼンバフの別れ 仮定の助詞бы, бытьの未来形 安達 紀子
第11回 2024/07/05(金) 『三人姉妹』フィナーレ 副動詞 安達 紀子
第12回 2024/07/12(金) 文法の復習と総括 安達 紀子

使用テキスト(著者名/書名/出版社名)

プリントのみ配付

備考

注意
やむをえない理由により、予告なしに担当講師が代講または変更となることがあります。
講座内容の進め方等については受講生のレベルや習熟度などに合わせ予告なく変更することがあります。
テキストは稀に変更になることもあるため、講座の開講確定後にご案内するテキスト販売一覧をご確認ください。

担当者紹介

安達 紀子
アダチ ノリコ
【講師からのコメント】
講座の内容や目標が変わることはありませんが、授業の進行は講座の計画通りに行くとは限りませんので、ご了承ください。取り上げるテキストは付け足したり、少し省いたりすることもあるかもしれませんが、ご了承ください。文法は講座の計画に書いたもの以外を取り上げたり、数回にわたって取り上げることもあります。

安達 紀子