慶應外語

慶應義塾大学外国語教育研究センター公開講座

【フランス語】フランス語文化(初級)フランス哲学史を読む

受付終了

講座概要

講座コード 242R052004
開講期 秋学期
レベル 初級
定員 30
曜日 木曜日
開講期間 2024/10/10(木)2025/01/16(木)
時間 19:30~21:00
受付期間 2024/08/01(木)2024/09/11(水)
受講料 30,000円 (塾生・教職員:25,000円)
受講形式 リアルタイム配信
キャンパス オンライン講座
担当者 上西 晃生

講座の内容

フランスの哲学者たちによる初級から中級レベルのテキストの読解を行います。
その読解を通して、フランスの思想や文化に親しみつつ、初級から中級レベルの文法やその発音の演習を行っていく講義です。
仏検3級~2級レベルのテクストを扱います。


講座の進め方・到達目標

文章を共に読解し、文法的な詳細な解説を行います。
1回の講義で1つの課を終える予定です。
哲学史的な背景に関しては私が常に解説しますが、文法的な把握や和訳などは各自で可能な限り取り組んでください。
正しい発音については丁寧に見ていく予定です。
哲学的用語や、その時代における文化や中心的な議論などについて理解を深めていただけるようにも工夫をしていくつもりです。
扱うテクストは、購入していただくテキストに載っているものを用います。

対象レベル

詳細は「レベル目安」ページを参照ください。

重視している項目(☑印)

□会話 □作文 ☑読解 □聴解 ☑文法 ☑発音 □プレゼンテーション 

授業言語

当該言語と日本語

講座スケジュール

実施日 内容 講師
第1回 2024/10/10(木) Michel de MONTAIGNE : “Les Essais” (1580, 1588, 1595) ⁄ ミシェル・ドゥ・モンテーニュ:『エセー』(1580, 1588, 1595) 上西 晃生
第2回 2024/10/17(木) René DESCARTES 1 : “Discours de la Méthode” (1637) ⁄ ルネ・デカルト①:『方法序説』(1637) 上西 晃生
第3回 2024/10/24(木) René DESCARTES 2 : “Les Passions de l’Âme” (1649) ⁄ ルネ・デカルト②:『情念論』(1649) 上西 晃生
第4回 2024/10/31(木) Blaise PASCAL : “De l’Esprit géométrique” (1655) ⁄ ブレーズ・パスカル:『幾何学的精神について』(1655) 上西 晃生
第5回 2024/11/07(木) Nicolas MALEBRANCHE : “De la Recherche de la Vérité” (1674-1675) ⁄ ニコラ・マルブランシュ:『真理探究論』(1674-1675) 上西 晃生
第6回 2024/11/14(木) Gottfried Wilhelm LEIBNIZ 1 : “Essais de Théodicée” (1710) ⁄ ゴットフリート・ライプニッツ:『弁神論』(1710) 上西 晃生
第7回 2024/11/28(木) Gottfried Wilhelm LEIBNIZ 2 : “Monadologie” (1714) ⁄ ゴットフリート・ライプニッツ:『モナドロジー』(1714) 上西 晃生
第8回 2024/12/05(木) Denis DIDEROT : « Salon de 1763 (des Tableaux de Chardin) » (1763) ⁄ ドゥニ・ディドロ:「1763年のサロン(シャルダンの絵画について)」(1763) 上西 晃生
第9回 2024/12/12(木) Étienne Bonnot de CONDILLAC : “Essai sur l’Origine des Connaissances humaines” (1746) ⁄ エティエンヌ・ボノ・ドゥ・コンディヤック:『人間認識起源に関する試論』(1746) 上西 晃生
第10回 2024/12/19(木) Jean-Jacques ROUSSEAU : “Du Contrat social” (1762) ⁄ ジャン=ジャック・ルソー:『社会契約論』(1762) 上西 晃生
第11回 2025/01/09(木) Nicolas de CONDORCET : « Sur l’Admission des Femmes au Droit de Cité » (1790) ⁄ ニコラ・ドゥ・コンドルセ:「女性の市民権の承認について」(1790) 上西 晃生
第12回 2025/01/16(木) Maine de BIRAN : “Essai sur les Fondements de la Psychologie” (1812) ⁄ メンヌ・ドゥ・ビラン:『心理学の諸基礎に関する試論』(1812) 上西 晃生

使用テキスト(著者名/書名/出版社名)

テキストとプリントの両方

武田裕紀、三宅岳史、村松正隆/フランス語で読む哲学22選/朝日出版社

//

備考

授業は受講生たちのレベルや習熟度に適応させながら進めます。
読解と文法を重視した授業ですので、授業当日に取り組む箇所の単語は事前に調べておいて下さい。
使用する教材への文法的な補足説明のために、こちらで用意した文法解説の資料を提示することもあります。
それらはPDFで慶應外語の授業ページまたはBoxにアップロードしますので、ご確認頂ければと思います。受講生は、それら教材をマイページから確認いただけます。
質問などがある場合は随時、仰ってくれて構いません。メールなどでも受け付けます。

注意
やむをえない理由により、予告なしに担当講師が代講または変更となることがあります。
講座内容の進め方等については受講生のレベルや習熟度などに合わせ予告なく変更することがあります。
テキストは稀に変更になることもあるため、講座の開講確定後にご案内するテキスト販売一覧をご確認ください。

担当者紹介

上西 晃生
ウエニシ アキオ
【講師からのコメント】
テキストに抄出された「フランス語で書かれた哲学のテキスト」を主軸に授業を進めますが、そちらのテキスト以外のお話もできればと思います。
哲学に関するものであれ、フランス語に関するものであれ、質問があれば、随時お気軽にお声掛けください。
様々な話題に関する議論を、共に交える事が出来ればとても嬉しく思います。

上西 晃生